なにも、ピカピカに限った話ではないのだが。どのアイドルの好きになるかとか、誰のイヴェントに通うかとか、そんなことは我々自身で決められる。マスメディアやらのおぜん立てなどなくても、我々はどっからともなく「アイドル」を探し出して通ったり入れこんだり、あるいは嫌いになったりしている。それは、巨大メディアのお墨付きがなければ自分の好きや嫌いも判断できない連中に比べればよほど健全だ。アイドルファンとは、その表向きの不健全さとは裏腹の健全さを持っている人々であろうし、自分もそうありたいと思ってきた。私は誰に頼まれてファンをやっているわけではない。私はまっことピカピカが大好きで通っているのだ。そう言いきれる自信がなくなったら、明日にでもこのサイトを閉鎖して隠居暮らしをしよう。あるいは他の現場でみなさんにお会いするほうが早いか。
されど、ここ数回のイヴェント(ライヴ)はどうも楽しみきれてなかったのは事実で。自分自身の問題か?あるいはピカピカのステージに何か?確かに、いつも同じ曲、同じ衣装であるから飽きてないといえば嘘になる。されど、現在のピカピカはまだまだファンをふやしていこうという段階で、誰でも楽しめる様式にしておくことは大切である。はじめて来た客がわけがわからなかったり、久々に来た客がおいてけぼりをくったように感じるようなステージでは困る。衣装替え&持ち歌全部というのが現段階で最もわかりやすい構成であるのは事実だから、これでいい。そう、ピカピカはこれでいい。では売り方の問題か?なるほど、例のポイント制はファンの格差を生み出しかねない制度ではあるが、もともとFC会員限定の制度でもある(だからといって50pts=CDS50枚相当というのはいかがかと思うが)。トータルで見れば些事に過ぎない。そもそもこれだって、毎度毎度同じCDを買う我々がアホと言われれば返す言葉もない。今度握手会にネギしょっていこうかと思ったがくさそうなのでやめておいた。だがカモというよりはニンジンぶらさげられた馬かもしれない。むしろ握手会にならぶ様は、とって食われることを知らずにがっつくブロイラーそのものではないのか?部屋につんである「ウルトラメンゴ!!」の山を見ながらそんなことを考えた。
なにも、ピカピカに限った話ではないのだが。トレカやらDVDやら写真集やら。やれば客が来ると思っている主催者。イヴェうてば売れると思っている小売店。そして商品買ってイヴェに出ればつまらんと、商品がなければ「物販がない」と文句を言う我々。コレは何だ?我々はアイドルを楽しみに来ているのではないのか?そうだとも、ああそうだとも。今の私で言えばピカピカが、もっとも「価値がある」ものであるから、時間も金も使うとも。自分の意思で。価値がないと言うのならこの場を去ればいい。
では、私はこの場を去るべきか?
といった心境でこの日のライヴに出かけた。越架緒莉はやはり浜崎あゆみの歌を歌っていた。麻見ゆうは前回と同じ曲目だった。田口瞳は春日えりを連れてきた。はるかは沖縄でも朝から晩までお菓子食べてたらしい。
そしてピカピカ。浴衣で登場。今日はさやか抜きの5人である。1曲目は「ウルトラメンゴ!!」いつもの曲である。もう何度となく聴いた・・・そう、何度となく。だるだるなので座って鑑賞。あー。今日もこうしてステージが始まる。あいかが真ん中でいただきます踊りしている。後衛のりょうことまこがビームを出している。そうして表面上のの変化とは別に、自分の中で妙な安心感が広がる。私が悩もうが悩むまいが、CD買おうが買うまいが、現場にいようがいまいが、ピカピカはピカピカだというあたりまえの事実。彼女らのステージに、なんら遜色はない(5人だけど)。いつも見ている衣装でも、いつも同じ曲でも、今日の彼女らは今日ここにいるのみだという事実(1人いないけど)。やみあがりなのにとびはねているいちばん右のコが、彼女らのパフォーマンスが、ふたたび私の心に火をつける。それはまるで、はじめてピカピカを見たときの感覚によく似ていた。顔も名前もわからなかったあの日。なんだかわからないままピカピカ(6人だったけど)と一緒にさわいでいた。楽しかった。気がつくと、まるであの日のように私も一緒にさわいでいた。そうだ、これでいい。こむずかしい理屈などすっとばして、とにかく楽しいのがピカピカではないか。「ピカピカ音頭」を歌ったあと、レゴビデオ流している間にマリオ服に着替えて「ドキドキデート」ひとりだと逆にやりづらそうなあいか。とうとうりょうこもおかしくなっちゃった「なつやすみ」。最後はもちろん「ウルトラメンゴ!!(ロングヴァージョン)」でおしまい。
結論。楽しかったのでまた行きます。理屈はないです。