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バニーズ、Cutie Pai、Cyber TRANS Dolls
ティンカベルマジックナイト

2002年2月17日19:00〜@四谷ライブインマジック
 江戸川乱歩の小説「パノラマ島奇談」。
 この世の全てを想像しただけで「たいしたことはない」と飽き果ててしっている主人公。彼は毎日「もし我に巨万の富を与えるならば」と自分の理想郷を夢想してすごしてました。その彼にそっくりな大富豪の死を利用して巨万の富を得て、自分の夢想を現実のものにするという物語です。

 四谷ライブインマジックで行われている「ティンカベルマジックナイト」毎度毎度ライブアイドルが出演してさまざまなステージをしているわけですが、この日の出演者は「Cyber TRANS Dolls、Cutie Pai、バニーズ」とありました。
 旧キラメロ系では、客の不満が多いLaLa♪Luをよそに、顧客満足度ナンバーワンの座をひた走るCutie Paiは二番手に登場。その完成度も高く、パフォーマンスには自信を持つピカピカの某スタッフも「これでルックスがあったら勝てないなあ」と最大の賛辞で脱帽するほど。この日は「お〜モ〜レツ」のCMみたいな衣装で登場。おなじみの「♪きゅっきゅっきゅ、きゅ〜てぃ〜ぱい」や、魔女っ子みたいな「Love power」などのレパートリーを披露。ちょっと似たような曲が多いかなあ、と思っているとインダストリアルな新曲もあったりして。あいかわらず手抜き無しです。これだからCutie Paiは目が離せないんです。
 この日のヘッドライナー・Cyber TRANS Dollsは、トランスなのに陶酔できないトランスポップという、エイベックスですらやりえなかった楽曲とステージでファン(主にピッカケ)を魅了。古参のファンから「なんで(ピカピカと)共通点ないのに来るの?」とうざったがられるほど不思議がられるほど客が流れているCTD。いつものレパートリーに加え、旧メンバーでの曲「still love me tomorrow」が聴けてとっても嬉しかったです。これのステージがいつ見れるか楽しみにしてたので。登場前には、リリース間近のシングル「My Treasured Memories」のPVも流されました。私はラブロスですでに見てましたが、大きいスクリーンで最初っから最後まで見れたので良かったです。隣で見ていた人が(苦笑)してたのが印象的でした。いやまあ、PV無いとプレって言われそうだし(笑)。ちなみにこのPV、夜中の天気予報枠で流されるようですがそれにぴったりだと思いました。

 以上2つのユニットについては、私も何度か見たことがあってこれまでも紹介しております。ですが、得体の知れないのが「バニーズ」。かの有名なBBRKでとりあげられておりますが、中京地区での活躍がメインで今回が関東初公演。私がステージを見るのもはじめてです。
 だいたい名前が「バニーズ」
 バニーガール向上委員会とはまったく関係ないという予備知識はありましたが、それにしたって、

「バニーズ」

「やっぱアレか、うさ耳つけたルーギャがぴょんぴょん踊って歌うのかなあ。うははははは」とか夢想しますよね。で、そのあとに「わきゃあねえよ」って続くのが普通なのでしょうか。

 夢想そのままだったんですよ。

 MCの紹介ののち、トップバッターとして登場したバニーズ。4人のメンバーがうさ耳にしろい白いふわふわした胸と腰部だけかくされた衣装で登場。

♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー

 と、「虎REVA」の佐藤江梨子もビックリのフリで歌って踊るわけです。

(ハイ〜ハイ〜ハイ〜ハイ〜)
♪らっきーうぴはっぴー(ハイッハイッハイッ)
♪らっきーうぴはっぴー(ハイッハイッハイッ)
♪らっきーうぴはっぴー(ハイッハイッハイッ)

 掛け合いもバッチリです。キャッチーなメロ、フリマネを喚起する振り付け、ファニーな声。

♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー

 サビでは2人が中央でお手玉をはじめ、他の2人がその両サイドにご奉仕しますポーズでしゃがんで
♪らっきーうぴはっぴー
 はっぴーだろう。「歌って踊ってジャグリング」がバニーズらしいですが、おてだまを目で追いかけてる人がいて、その不安定さがまたいいカンジでスパイスになってます。

(ハイ〜ハイ〜ハイ〜ハイ〜)
♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー

 いつまで続くんだこの曲。今度は電車ごっこみたいにつながってまわり始めました。
♪らっきー?はっぴー?
 はっぴーだろう。いつまでも続けてくれって思うような曲とステージです。ループ曲なのでいつまでも続けられるようですが。
 しっかしバニーちゃんが歌って踊ってぐるぐるまわるさまはまさに甘美。理想郷が現実と化したような光景でした。
 ほかにも持ち歌はあって、それはちゃんとしたバラードだったり、アップテンポの曲だったり、間奏中にちゃんとジャグリング(ディアボロとかデビルスティックとか言ってました)も披露したり。でもシメは♪らっきー&はっぴー。

♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー
♪らっきーうぴはっぴー(ハイッハイッハイッ)
♪らっきーうぴはっぴー(ハイッハイッハイッ)
♪らっきーうぴはっぴー(ハイッハイッハイッ)

 だからいつまで続くんだよコレ。いやむしろ続けてくれ。桃源郷だよ桃源郷。
 松浦亜弥の「(はあと)桃色片想い(はあと)」のPVをひきこもり少女の妄想と見る向きもあるそうですが、こちらはさながらひきこもり少年の妄想でしょうか。そのまんまじゃねえか。イヤそのまんまなんですよ。まあこっちはライヴなんでひきこもってたら見れませんがね。
 司会のお兄さんも「バニーズが見れるのはライヴインマジックだけ!」と、少年ジャンプの欄外コメントみたいなフレーズでおすすめです。でもこないだスーパージャンプ見たら「車田正美先生の漫画が読めるのはスーパージャンプだけだといいぜ!」って書いてありました。
 閑話休題。
 とにかく♪らっきー&はっぴーですよ、お兄さん。呼びこみかよオレは。
 いやホント、こんな感覚ははじめてデジっ娘やピカピカを見たとき以来かも。こういうことがあるから現場はやめられない。
 コドモイヴェントのがっつき光景に辟易している方や、ライヴアイドルなのにおたかくとまって握手会も満足にできないイヴェントに不満な方にはとくにオススメです。次は3月に予定されているそうですが未定だそうです。う〜む。
「もし我に巨万の富をあたえるならば」
 バニーズ売り出すな。生とし生けるすべてのアイドルファンにバニーズの楽しさを。

参考: バニーズオフィシャル
BBRKより、01-09-03分01-09-22分01-12-07分


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