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新田恵利
新田ちゃん秋の大感謝祭

2002年11月3日17:00〜@四谷ライブインマジック
 ちと遅れて到着。チケットを引き換えていると、すでに「恋のロープをほどかないで」がおっぱじまっています。

♪恋のろーぷをほどいちゃ(だ〜めだ〜め〜

 わたしも慌てて入場し、だめだめコールをやってきました。そういうお前が一番だめだめじゃというツッコミはナシの方向で。
 ステージの新田ちゃんは手作りの黒いドレスで歌ってます。まるでブランクなどなかったかのように、現役時代と同じような歌声で、私はすっかり15年前に戻った気分です。キーが下がってたりすると「ああ・・・」と細い目で遠くを見つめたりもするのでしょうが、そういったところはいっさいないです。まさにオリジナルです。「ピンクのリボン」「Aliceのお誘い」と続き、サビ前で「いくよー!」と合図をしたり(あえて「煽る」という言葉は使わないでおこう)、ホントに15年なんてなかったかのようです。
 そして、お客さんも非常に「はまって」ます。今、われわれがあちこちの現場でやってることのオリジナルがここに再演されています。嗚呼すばらしき世界。あたしゃ背筋がゾクゾクするほどしびれてしまいました。なにせ今、私の目の前で歌っているのはモノホンの新田恵利で、一緒にさわいでいるのはモノホンの客なんですから。
 お客さんの数はオールスタンディング100人ちょいくらいだったはずなのに、私の感じた(ポジティブな)プレッシャーは、あやや@富士急やふじもー@日比谷野音などに匹敵するものでした。単純計算では、おニャン子ファン一人≒ハロプロファン30人、という図式になったりもしますが。

 左手はまるで人さし指を骨折したかのように包帯が。MCで客がつっこむと「飼い犬に手を噛まれた」という出来過ぎたお答え。最前のお客さんを見つけて「ほぼ完璧に口ずさんでいる」などといじってみたり。あるいは、盛り上がって明日筋肉痛になるなどという話で「三十過ぎたらあさって」などというつっこみにもよどみなく対応。まあ、客もステージも世代が一緒というのは私の歳になるとめったにあるものではないのですが、こういうものなのかと、おかしくも楽しかったりしました。

 「ほとんど歌ってない曲」として「駐車禁止のワーゲン」「夜風のウィンクムーン」や、末期のシングル「Deja Vu −デジャ・ヴ−」や「WHO?」なども。おはずかしい話ですが、私はもう何年も新田恵利聴いてないのに(「聴き込み」をしていなかったわけですこのフトドキモノ)、頭がというか体がちゃんと覚えてるっていうのに自分で驚いたり。「Deja Vu −デジャ・ヴ−」や「WHO?」なんてテレビで見たことなかったし。嗚呼、来て良かった。

 ゲストコーナーでは、ライブインマジックの牧田社長(PaPaさん)のギターで「恋の奴隷」(奥村チヨ)や「手紙」(由紀さおり)など。「久野さやかで聴いたことある」とか思ってるのはワタシだけだったんだろうな(笑)。
 客で見に来ていた宮前真樹をステージに引っ張りあげ「はんぶん不思議」を無理矢理歌わせる。「歌パート少なかったのでよく知らない」というような言葉には納得したり涙が出そうになったり。1コーラスだけだったので♪はんぶん〜(はんぶん〜)ができなかったのが心残りかも。次はあなたの番ですよ。

 元おニャン子のゲストで来ていたのが「大親友」山本スーザン久美子。視聴者からすると意外な取り合わせに見えますが、現役の頃はほとんど接点が無くて、知り合ったのは最近とのこと。セーラー服で出てきて(!)「女学生の決意」(うしろゆびさされ組)、その後早着替えで歌衣装(笑)らしきものでなぜか「1986年のマリリン」(本田美奈子)。客はザンスーコール。そして二人では、おニャン子再結成曲「ショーミキゲン」も歌ったり。

 「ロマンスは偶然のしわざ」とか、「星空のZOO」、「真夏の滑走路」でこっちをエンジン全開にして最後に「不思議な手品のように」ではもちろんサビ大合唱。新田ちゃんマイクを客に向けてこぶし突き上げ。いや楽しそうだな本人。もちろんこっちもむちゃむちゃ楽しいのです。

 アンコール、アンコール。なぜか声が揃いません。二つにわかれてどっちもあわせません。ひょっとしておニャン子再結成にあわせて派閥も再結成したのかと一瞬キモを冷やしましたが、最後にはちゃんと「アンコール」がそろってて一安心。ああよかった。

 アンコールではカジュアルな服で登場。ザンスーといっしょに「真っ赤な自転車」ああ、ツボだよツボ。もちろんBメロは新田ソロ。間奏でラインダンス。涙が出る涙が。客ももちろん、裏拍の打てない人などこの会場には一人たりともいません・・・って書けばとてもまとまりのいい文章なのですが、私の斜前に手拍子できずに困ってる人がいました。嗚呼。
 オーラスはもちろん「冬のオペラグラス」歌い出しから合唱してサビ前でウォウウォウやってサビ合唱してジャンプダブルハンドクラップなんて、ホントに俺は何年ぶりにやったんだろうか。あっというまに咽がかれてしまいました。しかし間奏の♪いぇいいぇいいぇ〜うぉううぉううぉうぉ〜、はやってきましたとも。
 わりとあっさりめにあいさつして新田ちゃんはけます。

 と思ったら、なんと帰りは新田恵利直々にお見送りをしてくれるとのこと。

 え。マジで?

 いや、思うさ、そりゃ。新田恵利が、だよ。
 直々に、だよ。
 あたしゃもう感動して卒倒するかと思いました。
 いつも「ウルトラメンゴ!!」を買ってる階段で新田恵利の握手会。
 みなさんやっぱりおそれおおいのか、流されてもいないのにBOYSTYLE並みに早く流れます。
 私もあさましい真似はアレなので、感謝の言葉を述べて足早に帰ろうとすると、私が汗かいてたのを見て「風邪ひかないようにね」とお言葉をいただいてしまいました。

 そりゃアンタ、幸せな気分にもなるさ(笑)。


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